
ウォームアップ中にカモメと接触するアクシデント
マルコ・ベッツェッキはオーストラリアGPのウォームアップ走行中に数羽のカモメと接触するというアクシデントに見舞われながらも、冷静に対応し大事には至らなかった。マシンの損傷を恐れながらも後続車との接触を避けるため慎重な判断を強いられた彼は、バイクの挙動に不安を感じつつも走行を続行。フィニッシュ後には車体に羽が巻き込まれていたことに気付き、緊張の中にわずかなユーモアも交じった。

バイクの状態に不安を抱えながらの走行
「ウォームアップで何羽かカモメにぶつかりました。バイクが壊れてなくて良かったですけど何をすればよいかわからず怖かったですね。ブレーキをかけると後ろのライダーに追突される恐れがあったので、自分自身をなんとか守りました。序盤フロントの動きが悪くて何かが壊れている可能性を考えていたんですが、フィニッシュラインを通過してバイクをチェックしたら、羽が増えていましたね(笑)(※カモメの翼が巻き込まれていた)」
決勝に向けた展望と意気込み
「序盤ラウルが非常に早くて追いつくのが難しかったです。3周か4周で追いついてターン10で彼がワイドになったので、その後のダウンヒルで接近しようと思ったんですが、その前のブレーキングでリアが流れてワイドになってしまいました。その後再び追いつくことが出来たのは良かったです。」
難コンディション下での決意
「明日はペナルティーがありますが全力を尽くすしかありません。見ていると簡単に見えるでしょうが、非常にバンプが多く狭いので難しいんです。スタートが非常に重要になりますし、できる限りの結果を持ち帰りたいと思います。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。







