セットアップ変更の影響とスプリントでの決断
早朝に変更したマシンセットアップの効果の確認が予選だけに限られたファビオ・ディ・ジャンナントニオ。手応えを得られず、スプリントでは従来のセッティングに戻す決断を下した。その選択が功を奏し、序盤から好スタートを切ってまずまずのペースで走行。前方グループに食らいついたが、バトルに手間取った影響でわずかに及ばなかった。それでも彼は明日の決勝でさらなる前進を誓い、長丁場の中でのタイヤ選択を勝負の分かれ目と見ている。

ディ・ジャンナントニオのコメントと決勝への展望
「今朝マシンのセットアップを変更しましたが、不安定な天候のせいで確認できたのは予選だけでした。そこで手応えがなかったので、スプリントでは昨日のセットアップに戻しました。結果的に良いスタートが切れて、ペースも悪くなかったです。前のグループに追いつけたけど、バトルに時間を使いすぎて前にいくのが少し遅かったですね。明日はもっと前を狙いたいです。長いレースなのでチャンスは増えると思うし、タイヤ選択が鍵になります。ソフトも候補ですが、最後まで持たせられるかを見極めないといけません。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。