今回も予選でスピードを発揮したファビオ・クアルタラロ。これで最高峰クラス最年少での2連続ポールポジション記録を更新しました。明日は長いレースの中でタイヤマネジメントが鍵となりますが、この若さでフロントロースタートのプレッシャーから表彰台争いが出来るとなると、将来的に大きな糧となるでしょう。

ファビオ・クアルタラロ

「金曜日は少し苦戦しました。このトラックは今までで自分の中で最もタフなんです。特にターン15は高速コーナーで向きを変えのが難しく、Moto2、Moto3のように簡単ではないんです。ただ金曜の午後からペースは良かったですね。予選では最後の2周で良いタイムを記録することが出来ました。」

「明日もコンディションは似たような状況でしょう。フロントタイヤは決めていますが、リアに関しては燃料タンク満タンの状態でのパフォーマンスと共に考える必要があります。明日の朝のコンディション次第で決めたいですね。明日は26周と長丁場ですし、暑い中でのレースですからタイヤマネジメントが重要です。」

「明日はまたグループでの走行となるでしょう。オーバーテイクが多いでしょうから、タイヤマネジメントが難しいことが予想されます。レース後半は厳しいでしょうね。

「予選最後の走行では最終セクターでミスをしました。(※セクター3まで最速タイムだった)ターン15でワイドになり、シケインでバイクを止めることが出来なかったんです。限界だったんですが、うまくコントロール出来ました。しかしこのミスで0.5秒くらい失ったような気がします。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)