モンスターエナジー・ヤマハMotoGPは、2021年シーズン末でマーベリック・ビニャーレスとの契約を解消することを正式に発表した。
ビニャーレスは本来ならば2022年までヤマハとの契約があるため、1年早い契約終了となる。これはマーべリック・ビニャーレス側からの希望による契約解除だ。マーべリック・ビニャーレスは現在5シーズンをヤマハで戦っているが、今まで8勝を挙げている。
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ビニャーレスはオランダGPで2位となっているが、ドイツGPでは最下位に終わっている。オランダGPのパルクフェルメ、表彰台では多くファンがマーべリック・ビニャーレスの表情や言動に違和感を感じたと思うが、やはり噂通りにアプリリアへの移籍が濃厚となった形だ。
2022年はビニャーレスがアプリリアに加入し、スズキ時代のチームメイト、良き有人でもあるアレイシ・エスパルガロと共に走るのか、マーべリック・ビニャーレスのシートにはフランコ・モルビデッリが収まるのかなど含め、今年最も大きなニュースの1つだ。

マーべリック・ビニャーレス
「この5年間、ヤマハとのパートナーシップは非常に重要なものでした。しかし、根底にあるのはお互いへの敬意と感謝の気持ちです。残りのシーズンでは、最高の結果を出すために全力を尽くします。」
ヤマハ・モーター・レーシング マネージング・ディレクター リン・ジャービス
「今年の終わりにマーベリックに別れを告げるのは悲しいことです。我々は5年目のシーズンを迎えていますが、この間、多くの優勝を達成しました。しかし同時に厳しい結果となるレースもありました。」
「パートナーシップにおいて最も困難なレースとなったドイツのあと、アッセンで重要な話し合いを行い、将来的に別々の道を歩むことがお互いのためになるとの結論になりました。ヤマハはこれまで同様、マーベリックを全力でサポートし、最高の形で今シーズンを終えることができるよう最大限の努力をしていきます。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。