奮闘するもトップ10フィニッシュ

クアルタラロは10番グリッドからスタート。序盤から激しい争いに巻き込まれるも、1周目を終えた時点で6位につけた。しかし、その後マルク・マルケス、アレイシ・エスパルガロ、マルコ・ベッツェッキに次々と抜かれ、4周目までに9位に後退。マルコ・ベッツェッキから8位を奪い返すも、直線でベゼッキに抜き返され、さらにブラッド・ビンダーにも最終周でポジションを奪われ10位でレースを終えた。

ファビオ・クアルタラロ

「速さはあったのですが、明らかにブロックされてしまいました。潜在能力は十分だったと思いますが、一部の面で不足があり、ライバルとしっかり戦えませんでした。それでもマルコ・ベッツェッキへのオーバーテイクなど、かなりリスクを取った場面もありました。純粋なオーバーテイクとは言えない形でしたね。明日のためにスピードとグリップの改善に取り組んでいます。このトラックは特にこの2つの要素が重要です。」

(Photo courtesy of yamaha)