スペインGP ディ・ジャンアントニオがFP1最速 VR46が1-2独占

3週間のブレイク明け、VR46が初日を支配

2026年MotoGP第4戦スペインGPがヘレスで開幕し、3週間のブレイクを経て迎えた初日のフリー走行1回目はイタリア勢が主導権を握った。ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ペルタミナ・エンデューロVR46レーシングチーム)が1分36秒954を記録しトップに立ち、唯一の1分36秒台で他を圧倒した。

セッションを通して安定した速さを見せたディ・ジャンアントニオは、最終ランで決定的な一撃を放つ形となった。チームメイトのフランコ・モルビデリも復調を示し、約0.3秒差の2番手に入りVR46がワンツー体制を構築。ブラジルとアメリカで苦戦した流れを断ち切る結果となった。

アレックス・マルケスが3番手、王者マルクは5番手

3番手には2025年スペインGP勝者のアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が入り、ランキング首位のマルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)を僅差で上回った。現王者マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)は5番手とし、地元GPで堅実な滑り出しを見せた。

ヤマハとアプリリア勢も上位に食い込む

6番手にはラウル・フェルナンデス(トラックハウスMotoGPチーム)が入り、新カラーリングのRS-GPで存在感を示した。7番手にはジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGPチーム)が入り、V4ヤマハをトップ10に押し上げた。欧州ラウンドでの競争力を占ううえで前向きな結果となった。

KTM、ホンダが続く一方でマルティンに転倒

KTM勢最上位はペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)の8番手。ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)が9番手、ランキング2位のホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が10番手で続いた。ただしマルティンはセッション終盤のプラクティススタート中、アウトラップのターン3で転倒を喫する波乱もあった。大事には至らなかったものの、不安を残す形となった。

バニャイアは11番手、ラズガットリオグルは15番手

トップ10圏外ではフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が11番手に沈んだ。一方、トプラック・ラズガットリオグル(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)はマシントラブルに見舞われながらも15番手でセッションを終え、ヤマハ勢2番手の位置につけた。WorldSBK時代から経験豊富なヘレスで粘り強さを見せた。

スペインGP FP1結果

順位 ライダー タイム
1ファビオ・ディ・ジャンアントニオ1分36秒954
2フランコ・モルビデリ1分37秒242
3アレックス・マルケス1分37秒332
4マルコ・ベッツェッキ1分37秒347
5マルク・マルケス1分37秒496
6ラウル・フェルナンデス1分37秒510
7ジャック・ミラー1分37秒516
8ペドロ・アコスタ1分37秒560
9ヨハン・ザルコ1分37秒603
10ホルヘ・マルティン1分37秒674
11フランチェスコ・バニャイア1分37秒684
12ブラッド・ビンダー1分37秒701
13ディオゴ・モレイラ1分37秒717
14ジョアン・ミル1分37秒728
15トプラック・ラズガットリオグル1分37秒831
16フェルミン・アルデゲル1分37秒964
17ルカ・マリーニ1分38秒007
18エネア・バスティアニーニ1分38秒153
19小椋藍1分38秒209
20ファビオ・クアルタラロ1分38秒221
21アレックス・リンス1分38秒320
22ロレンツォ・サバドーリ1分38秒520
23アウグスト・フェルナンデス1分38秒579