
プリマ・プラマック・ヤマハMotoGPが、MotoGP第6戦カタルーニャGPに向けてバルセロナ入りした。ヘレステストと前戦ル・マンで見せた前向きな進歩を受け、チームはさらなる戦闘力向上と中団グループとの差縮小を目指して週末に臨む。
1992年からMotoGPカレンダーに加わったカタルーニャGPは、現在でもシリーズ屈指の人気イベントとして知られる。情熱的なファンによる大観衆と独特の雰囲気が特徴であり、チームにとっても重要な一戦となる。
トプラック・ラズガットリオグルは、WorldSBK時代に勝利を挙げた経験を持つカタルーニャ・サーキットへ戻ってくる。MotoGPマシンYZR-M1への理解とライディング適応をさらに進め、前進を狙う。一方、ジャック・ミラーもここ数戦で掴みつつあるマシンとの良好なフィーリングをさらに強化したい考えだ。
カタルーニャ・サーキットは、MotoGPカレンダーの中でも特にテクニカルかつ要求の厳しいコースとして知られる。高速かつ長いコーナーがタイヤ、特に左側へ大きな負荷を与え、高温と荒れたアスファルトにより週末を通じてグリップ低下が進みやすい。流れるようなレイアウトは、フロントへの信頼感と高いコーナースピードを要求し、ライダーとマシンセットアップ双方にとって大きな試練となる。
ジーノ・ボルソイ
「我々は楽観的な気持ちでバルセロナへ向かっています。特にトプラックに関しては、ライディングスタイルやMotoGPマシンへの適応という面で、明確な方向性を見つけ始めていると感じています。ル・マンでも見えたように、トップとの差は依然として大きいですが、レースごとに確実に縮まっています。現時点で最も重要なのはそこです。」
「もちろん、ライディング習慣を変え、まったく異なるスタイルへ適応することは簡単ではありません。今後も難しい局面はあるでしょう。しかし、バルセロナはトプラックだけでなくジャックにとっても、さらなる小さな前進を示せる場になるかもしれません。我々にはギャップをもう少し縮めるための新しいアイデアもあります。今は大きな夢を見る必要はありません。重要なのは、週末ごとに少しずつタイム差を削り、着実に積み上げていくことです」
トプラック・ラズガットリオグル
「このサーキットはとても好きですが、グリップが低いことが多く、常に難しいコースです。MotoGPマシンでここを走るのは今回が初めてですが、これまでの理解では、まだマシンの旋回性能をかなり改善する必要があります。ル・マンでは多くのことを学びましたし、バルセロナではその経験を活かしたいです。異なるセットアップ方向も試してみるつもりです。明らかにファビオのセットアップは僕たちよりうまく機能していましたからね。」
「ここではスーパーバイク時代に勝利した良い思い出があります。もちろん、MotoGPでもヤマハと共に良い思い出を作り始めたいと思っています。ただ、このサーキットは非常に厳しく、レースを通じてリアとフロント両方のタイヤを慎重に管理しなければなりません。いつも通り全力を尽くします」
ジャック・ミラー
「短いインターバルで再びバルセロナへ向かい、すぐに走り出せることを楽しみにしています。マシン面でも自分自身の面でも、まだ多くの課題があります。ただ、ヘレスとル・マンで見せた進歩によって、より前向きな感触を持ってここへ来ています。今の目標は、ここ数戦で築いた小さな流れをさらに発展させ、もう一歩前進することです。バルセロナは常に要求の厳しいサーキットで、特にタイヤマネジメントと長いコーナーが難しさを増します。我々とマシン開発にとって、また重要なテストになるでしょう」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。