
トプラック・ラズガットリオグルは、カタルーニャMotoGP公式テストを終え、「非常に大きな前進」があったと語った。一方で、ファビオ・クアルタラロとのデータ比較によって、予選アタックでの課題も明確になった。現WorldSBK王者のラズガットリオグルは、MotoGPマシンで初めて走行したバルセロナ・サーキットの低グリップに衝撃を受けていた。今回のテストでは、ヤマハの最新V4シャシーを用いたセットアップ作業に集中。ミディアムタイヤでのコーナリング性能向上を実感したという。最終的に19番手で、トップのペドロ・アコスタから1.257秒差。テストは昼の雨によって早めに終了となった。
トプラック・ラズガットリオグル
「かなり改善できたので満足しています。特にミディアムタイヤでは大きく進歩しました。とくにコーナー進入で大きな前進があり、バイクの旋回性も少し良くなっています。バイクがより曲がるようになれば、より早く加速できます。ラップタイムもとても安定していて、単独走行で40秒0、40秒1、40秒0でした。誰かの後ろについて走れば39秒8や39秒7も可能だと思います。ただ、新しいソフトタイヤを履いても同じタイムでした」
「最大の問題は、ソフトタイヤでミディアムほどコーナースピードを維持できないことです。ファビオのデータを確認すると、彼はソフトタイヤでもコーナースピードを高く保っています。自分も試していますが、とても難しいです。クルーチーフのアルベルトとも話しましたが、彼も同じことを言っています。ソフトタイヤを履くと、少しスーパーバイク的な乗り方になってしまいます。」
「自分は常に立ち上がりグリップを求めています。でもこのミシュランタイヤでは、もっとコーナースピードを維持しながら、ゆっくりスロットルを開ける必要があります。自分は逆のことをしていて、より早く車体を起こしてスロットルを開け、加速しようとしてしまいます。だからソフトタイヤでは少しライディングスタイルを変える必要があります。」
「ミディアムタイヤでは他のヤマハ勢とかなり近いところにいるので満足しています。ただ、予選は非常に重要なので、ソフトタイヤではさらに改善が必要です。前方グリッドからスタートしなければいけません。ファビオはソフトタイヤでの1〜2周のアタックが本当に素晴らしいですし、その結果、レースでも先頭集団でペースを維持できています。自分はソフトタイヤでのライディングスタイルを学ぶ必要があります。時々、ソフトタイヤでコーナースピードを維持することを忘れてしまうんです。ミディアムではすべて問題ありませんが、ソフトでは難しいです。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。