イギリスGPが終了した時点のチャンピオンシップスタンディングをお届けする。引き続き首位はマルケスで、オーストリアに続き最終コーナーで破れ2位となるも、今年マルケスは完走したレースは優勝と2位しかないという状況だ。ファビオ・クアルタラロのバイクに突っ込んで転倒リタイアとなったドヴィツィオーゾとの差は78ポイントに拡大。今年のマルケスの安定感を考えると、マルケスが負傷して長期欠場でもしない限り、チャンピオンシップはほぼ決定したと言っても過言ではない。

2位はドヴィツィオーゾ。ドヴィツィオーゾは脳震盪と打撲を負っているものの、骨折などは今のところ報告されていない。さらなる検査を病院で進め、今週末のサンマリノテストに参加出来るかといったところだ。

3位は今回優勝したリンス。4位のダニロ・ペトルッチが不調であることを考えると、年間ランキング3位は難しい目標ではないだろう。5位はマーべリック・ビニャーレス、6位バレンティーノ・ロッシ、7位ジャック・ミラー、8位にルーキーのファビオ・クアルタラロ。9位カル・クラッチロー、10位フランコ・モルビデッリ。

11位ポル・エスパルガロ、12位中上 貴晶、13位ジョアン・ミル、14位アレイシ・エスパルガロ、15位フランセスコ・バグナイア、16位アンドレア・イアンノーネ、17位ミゲル・オリヴェイラ、18位ヨハン・ザルコ、19位ホルへ・ロレンソ、20位ステファン・ブラドルとなっている。