BSBでタイトルを獲得した後に、2019年にカワサキのWSBKチーム、KRTに加入したレオン・ハスラム。カワサキでは、ジョナサン・レイと組んで鈴鹿8耐優勝したことが記憶に新しいが、WSBKではフィリップ・アイランドで2回、ミサノ、ドニントンパークで表彰台を獲得している。しかしハスラムは今季限りでKRTを去ることとなる。後任にはアレックス・ロウズの名前が上がっている。

KRTチームマネージャー Guim Roda

「KRTとKHIはサイクスと過ごした9年間の後にレオンを迎えました。2019年の目標はKRTでの作業を覚え、彼のレースのレベルを引き上げるというものでした。カワサキにとって25年ぶりの鈴鹿8耐優勝は素晴らしい記録でしたし、レオンもWSBKでTOP5を何度も獲得、数回表彰台を獲得するという素晴らしい結果を出してくれました。」

「WSBKから3年間離れていてこうした結果を出せることは、レオンのレベルの高さを示していると言えるでしょう。今年彼は怪我もしていますし、その中でも彼は成功を目指して戦ってきました。出来れば彼と2020年も共に戦いたいと思っていました。それに彼の経験を来年の鈴鹿8耐でも活用したいと思っていました。KRTの皆がレオンの素晴らしい未来を願っています。」

ワサキEUレーシングマネージャー スティーブ・グッドリッジ

「BSBチャンピオンの彼ならKRTでも活躍出来ると思っていました。彼のこれまで素晴らしいレースに関してカワサキは誇らしく思っていますし、今後も彼がその素晴らしいキャリアで成功を収めることを願っています。」

(Source: KRT)

(Photo courtesy of KRT)