カワサキは東京モーターショーにおいて発表が予定されているスーパーチャージャー搭載のZに関する紹介ビデオの第3段を公開した。ビデオの内容によると、新型モデルの名称はZ H2となる。

サイドビューから判断する限り、タンク形状、シートカウル形状など現行のZ1000、Z900のイメージを踏襲したデザインとなっているようで、これにビデオの第2段で明らかになったライト、スクリーンが搭載されることになる。

排気量はH2同様に998ccの直列4気筒にスーパーチャージャーを組み合わせたエンジンで、多少出力は抑えられるとしても、200馬力を下回ることはないだろう。

大排気量スポーツバイクのストリートファイター版で元祖と言えるのはスズキのB-KINGだ。2001年のコンセプトモデル登場時にはスーパーチャージャーが搭載されており多くの人が市販化を望んだが、2008年にようやく市販されたB-KINGにはスーパーチャージャーがついておらず、すぐに生産停止となってしまった。

今回カワサキが発表するZ H2はスーパーチャージャー搭載で話題をさらったH2を、まさにそのままストリートファイターにした硬派な車両。H2同様に全世界で大きな話題となることは間違いないだろう。

なお、動画はこちらから確認可能だ。
https://youtu.be/tvQmiTdgKfc

(Source: Kawasaki)

(Photo courtesy of Kawasaki)

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