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ラズラン・ラザリ セパン・インターナショナル・サーキットCEOの座を退き、セパン・レーシングチームの運営に専念

ラズラン・ラザリ

セパン・レーシングチームのチーム代表であるラズラン・ラザリは、4月8日から完全にチームの運営に集中するため、セパン・インターナショナル・サーキットCEOの座を退く。セパン・レーシングチームはこの変更の後もセパン・インターナショナル・サーキットに属することは変わらず、ラザリの後任としてAzhan Shafriman Hanifがセパン・インターナショナル・サーキットCEOに就任する。Azhan Shafriman Hanifは過去にペトロナス・ヤマハ・SRTのタイトルスポンサーであるPETRONASで働いたことがある人物だ。



ラズラン・ラザリは2008年10月にセパン・インターナショナル・サーキットのCEOに就任。2014年に5年計画のマスタープランを策定、様々な施設を稼働させることで年間を通じてサーキットの稼働率を高め、そのポテンシャルをフルに発揮して、年間を通じたセパン・インターナショナル・サーキットの使用率94%を達成した。

サーキットのポテンシャルを伸ばすことに加えて、ラズランはZulfahmi Khairuddinの世界選手権へのワイルドカード出場を始め、フルシーズン参戦などを達成。SCIミニGPの開催、アジアタレントカップ、CEV、MotoGPへのマレーシアライダーの参戦など、マレーシア人ライダーの世界選手権参戦に注力した。さらにセパン・レーシングチームの創設も彼の功績だ。

今後セパン・レーシングチームの運営に100%集中するにあたり、ラズランは現在世界で猛威を振るう新型コロナウイルスへの対応、2019年の素晴らしい結果を引きついでチーム活動を行うことに注力する。

ラズラン・ラザリ

セパン・レーシングチームの代表職に100%集中することにしました。各パートナーとの関係構築さらに力を注ぎ、新たにスポンサー獲得にも動いていきます。マレーシア人ライダーがMotoGPで戦うためのチームという機能を強化し、チームのコーポレート・ガバナンス強化に努めます。セパン・インターナショナル・サーキットのCEOであったことはまるで夢にような体験でしたし、世界選手権に参戦するチームをマネジメントするということもまた素晴らしい経験でした。」

「この機会を利用して、マレーシア人が誇りに思える活躍をマレーシア人ライダーが出来るよう、世界中にマレーシア人の優秀さを示していきたいと思います。栄光の縞模様(マレーシア国旗のこと)を高く掲げられるよう。マレーシアの2輪モータースポーツ大使としてさらに努力していきたいと思います。

「セパン・インターナショナル・サーキットと新しいCEOの活躍を願います。取締役会はモータースポーツの世界に明るく、しっかりとした能力のある人物を専任してくれました。チームと共に新しいCEOが、過去3年間成し遂げてきた素晴らしい成果の上に、素晴らしい未来を積み上げてくれることを確信しています。」

(Source: sepang racing team)

(Photo courtesy of sepang racing team)

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