ペドロサ選手との優勝争いを予想していたが、実際はドヴィツィオーゾ選手が速かったと語るマルケス選手。度重なる転倒で自信を持つのが難しい状況で、チームが自信を持たせてくれたとのこと。

Q

「今週末は5度の転倒があり、難しい週末の中でこうした結果を獲得出来たのは本当に嬉しいでしょう。」

マルク・マルケス

「ええ。本当に嬉しいです。特に最終的に2位を獲得出来たのが嬉しいです。レース前はバイク、そして自分の走りに自信を持つのが難しい状態だったんです。毎回トラックに出てプッシュする度に転倒していました。ただチームが自分に自信を持たせてくれました。レース前に”オースティンや昨年と同じマルクだ。自分を信じてプッシュするんだ。”と言ってくれたんです。今日のターゲットは優勝でしたから、全てのライダーを抜こうと思っていました。ダニが最も手強いと思っていたんですが、最終的に一番速かったのはドヴィでしたね。」

 

Q

「レース開始直後はダニロ・ペトルッチと大きな衝突があり、あれは恐ろしい瞬間でしたね。」

マルク・マルケス

「まだビデオを見ていないので何とも言えませんが、あれは危なかったですね。自分は普通に直進していただけなんですが、突然右からダニロがアグレッシブに出てきたんです。衝突の瞬間に2台のバイクが並んでいたのが幸いでした。どちらかのバイクが前にいたら大災難だったでしょう。どのカテゴリーでもスタート時は自分のラインをキープするのが鉄則ですが、ダニロに内かあったのかもしれませんし。」

 

Q

「パルクフェルメではその後はひたすらプッシュしていたと語っていましたが、アンドレアとDucatiの速さには驚きました。」

マルク・マルケス

「今日はアンドレアはレースの中でとてつもなく速かったですね。レース前は彼が速いのはわかっていましたが、チームメイトのほうが速いと思っていました。でも実際はアンドレアがダニの後ろにいて”彼が今日一番速いな”感じました。彼は本当にスムーズにライディングしていて、コーナーリングは差がなかったんですが、ストレートはまるで勝負になりませんでした。」

 

Q

「パルクフェルメ、そして表彰台でも転がっていました。これは今日のウォームアップの出来事からですが、こうして最後に笑う事が出来ましたね。」

マルク・マルケス

「ええ。自分はいつもハッピーでいますし、ポジティブな事を見つけようとするんです。難しい状況の時はポジティブな事を見つけて、楽しもうとすることが大事ですから。」

 

Q

「アッセンはまた何が起こるか予測は難しいですが、恐らくバルセロナよりは涼しくなるでしょう。ヤマハが強い週、Ducatiが強い週、ホンダが強い週がありますし、サテライトライダーが強い週もあります。予測は本当に難しいですが、2週間後に何が起こるでしょう。」

マルク・マルケス

「何が起こるかは本当に誰にもわかりません。まずは明日のテストで良い仕事をしようと思います。いくつか改善が必要な問題はありますがアッセンは好きなトラックです。ヤマハも速いでしょう。また優勝争いをしたいと思います。」

(Photo courtesy of michelin)