サイトアイコン 気になるバイクニュース

ピレリ(Pirelli)レースレビュー FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)オランダ戦レース1

オランダで開催されたFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)レース1でジョナサン・レイが優勝。これでレイはチャンピオンシップリードを獲得。新しいA0721スペックのSC1ソリューションをフロントに、A0557スペックのSCXソリューションをリアに使用していた。2位はスコット・レディング、3位はトプラック・ラズガトリオグルとなった。[adchord]ピレリ(Pirelli)レースレビュー FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)オランダ戦レース1

WorldSBK レース1


この優勝でジョナサン・レイはトプラック・ラズガトリオグルに対して7ポイントのリードを獲得、スコット・レディングとの差は69ポイントだ。レースでは様々なタイヤが使用されており、新しいA0721スペックのSC1ソリューションをフロント、A0557スペックのSCXソリューションをリアに使用する選手が多かった。

レース1スタートでジョナサン・レイがポールポジションからレースをリード。3周目にマイケル・ルーベン・リナルディとアレックス・ロウズが転倒。スコット・レディングはジョナサン・レイを徐々に追い立てるが、レイはこれを交わして走行を続ける。ジョナサン・レイは最終的に後続に対して2秒以上の差をつけて走行。

レースはジョナス・フォルガーが激しく転倒したことで赤旗中断となり、ジョナサン・レイがそのまま優勝、スコット・レディングが2位、トプラック・ラズガトリオグルが3位となった。

WorldSBK レース1結果


J. Rea (Kawasaki Racing Team WorldSBK / Kawasaki ZX-10RR)
S. Redding (ARUBA.IT Racing – Ducati / Ducati Panigale V4 R)
T. Razgatlioglu (Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK / Yamaha YZF R1)
M. van der Mark (BMW Motorrad WorldSBK Team / BMW M 1000 RR)
A. Locatelli (Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK / Yamaha YZF R1)
G. Gerloff (GRT Yamaha WorldSBK Team / Yamaha YZF R1)
T. Sykes (BMW Motorrad WorldSBK Team / BMW M 1000 RR)
L. Haslam (Team HRC / Honda CBR1000 RR-R)
C. Davies (Team GOELEVEN / Ducati Panigale V4 R)
A. Bassani (Motocorsa Racing / Ducati Panigale V4 R)
I. Viñales (ORELAC Racing VERDNATURA / Kawasaki ZX-10RR)
L. Mercado (MIE Racing HONDA Team / Honda CBR1000 RR-R)
L. Cresson (TPR Team Pedercini Racing / Kawasaki ZX-10RR)
A. Mantovani (Vince64 / Kawasaki ZX-10RR)
RT. M. Rinaldi (ARUBA.IT Racing – Ducati / Ducati Panigale V4 R)
RT. A. Lowes (Kawasaki Racing Team WorldSBK / Kawasaki ZX-10RR)
RT. Á. Bautista (Team HRC / Honda CBR1000 RR-R)
RT. K. Nozane (GRT Yamaha WorldSBK Team / Yamaha YZF R1)
RT. L. Mahias (Kawasaki Puccetti Racing / Kawasaki ZX-10RR)
RT. T. Rabat (Barni Racing Team / Ducati Panigale V4 R)
RT. J. Folger (Bonovo MGM Racing / BMW M 1000 RR)

WorldSSP レース1


レースはドミニク・エガーターとオデンダール、エッテルが争う展開となった。その後ろにはクルーゼル、ゴンザレス、オンクが続いて4位争いを展開。
エガーターは最速ラップを更新しながらレースを進めて優勝。その後ろにオデンダールとエッテルが続いた。

WorldSSP レース1結果

D. Aegerter (Ten Kate Racing Yamaha / Yamaha YZF R6)
S. Odendaal (Evan Bros. WorldSSP Yamaha Team / Yamaha YZF R6)
P. Oettl (Kawasaki Puccetti Racing / Kawasaki ZX-6R)
J. Cluzel (GMT94 Yamaha / Yamaha YZF R6)
R. Krummenacher (EAB Racing Team / Yamaha YZF R6)
M. Gonzalez (Yamaha ParkinGo Team / Yamaha YZF R6)
C. Oncu (Kawasaki Puccetti Racing / Kawasaki ZX-6R)
F. Caricasulo (GMT94 Yamaha / Yamaha YZF R6)
M. Alcoba (Yamaha MS Racing / Yamaha YZF R6)
S. Morais (Wojcik Racing Team / Yamaha YZF R6)
P. Sebestyen (Evan Bros. WorldSSP Yamaha Team / Yamaha YZF R6)
L. Bernardi (CM Racing / Yamaha YZF R6)
M. Fabrizio (G.A.P. MOTOZOO Racing by Puccetti / Kawasaki ZX-6R)
H. Pratama (Ten Kate Racing Yamaha / Yamaha YZF R6)
K. Manfredi (Altogo Racing Team / Yamaha YZF R6)
L. Taccini (Orelac Racing VerdNatura / Kawasaki ZX-6R)
F. Fuligni (VFT Racing / Yamaha YZF R6)
S. Frossard (Moto Team Jura Vitesse / Yamaha YZF R6)
E. Lahti (HRP Suzuki / Suzuki GSX-R600)
L. Montella (Chiodo Moto Racing / Yamaha YZF R6)
E. Montero (DK Motorsport / Yamaha YZF R6)
RT. V. Takala (Kallio Racing / Yamaha YZF R6)
RT. N. Tuuli (MV Agusta Corse Clienti / MV Agusta F3 675)
RT. D. Webb (WRP Wepol Racing / Yamaha YZF R6)
RT. R. De Rosa (Orelac Racing VerdNatura / Kawasaki ZX-6R)
RT. P. Szkopek (Yamaha MS Racing / Yamaha YZF R6)
RT. M. Herrera (Biblion Iberica Yamaha Motoxracing / Yamaha YZF R6)
RT. M. Casadei (VFT Racing / Yamaha YZF R6)

WorldSBK、WorldSSPにおけるタイヤ選択


WorldSBK レース1では、多くの選手が新しいA0721スペックのSC1ソリューションをフロント、A0557スペックのSCXソリューションをリアに使用。優勝したジョナサン・レイもこの組み合わせで、スタンダードSC1をフロント、リアにスタンダードSC0を使用した選手もいた。この組み合わせだったのはスコット・レディング、トプラック・ラズガトリオグル、野左根だ。

WorldSSP レース1では半分以上が新しいA0460スペックのSC1デベロップメントソリューションを使用。それ以外はスタンダードSC1を使用している。リアについては多くのライダーがスーパーソフトスタンダードSCXを使用、それ以外はソフトスタンダードSC0を使用した。

WorldSBK レース1におけるデータ

・PIRELLI BEST LAP AWARDはスコット・レディングが2周目に記録した1’34.654で獲得。
・最も使用されたフロントタイヤは A0721 SC1デベロップメントタイヤ(30名中9名)
・最も使用されたリアタイヤは A0557 SCXデベロップメントタイヤ(30名中11名)
・最高速度はアルヴァロ・バウティスタが1周目に記録した297.5 km/h
・使用可能だったソリューションはフロント7本、リア8本
・ライダーが使用出来たタイヤ本数は82本、フロント40本、リア42本。
・気温:25° C
・路面温度:38° C

WorldSSP レース1におけるデータ

・PIRELLI BEST LAP AWARDはドミニク・エガーターが17周目に1’37.688で獲得。
・最も使用されたフロントタイヤは A0460 SC1デベロップメントタイヤ(28名中14名)
・最も使用されたリアタイヤは スタンダードSC0(28名中16名)
・最高速度はMaria Herreraが2周目に記録した257.1 km/h
・使用可能だったソリューションはフロント5本、リア5本
・ライダーが使用出来たタイヤ本数は57本、フロント28本、リア29本。
・気温:26° C
・路面温度:37° C

(Source: Pirelli)

(Photo courtesy of Pirelli)

This website uses cookies.

This website uses cookies.

モバイルバージョンを終了