レース1、スーパーポールレース、レース2で優勝したジョナサン・レイ。チャンピオンシップライバルのトプラック・ラズガトリオグルがレース2でギャレット・ガーロフに巻き込まれて転倒したことで、チャンピオンシップにおけるリードを一気に広げてアッセンを後にする。
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レース1優勝 ジョナサン・レイ
「辛抱強く走り続けたことが勝因だと思います。ピットボードを見ると、トプラック・ラズガトリオグルやスコット・レディングとの差が安定していないのがわかりました。もしも彼らに追いつかれてしまうと、逃げ切るのが難しいと思っていました。コースクリアな状態で走行出来るのであれば、それを最大限利用しようと思っていました。」
「もしリラックスすれば追いつかれてしまうと思っていましたから、懸命にプッシュして走行しました。しかしマシンは安定していてペースも良かったです。終盤はリアタイヤが振動してきたので、高速の右コーナーなどはタイヤを温存していました。こういうレースが出来たのは嬉しいですね。」
「明日が楽しみですが、スーパーポールではイエローフラッグが見えたので、ラップタイムがキャンセルされると思っていました。まだタイムは無効になっていませんでしたが、もう一度予選タイヤを使用して走行を開始しました。トラック上では渋滞に影響されずにタイムを出すことが出来ましたけど、皆が速かったので、ピットで心配しながら見ていました。」
スーパーポールレース優勝/レース2優勝 ジョナサン・レイ
「アッセンで3勝出来たのは嬉しいですね。昨日リアタイヤの選択を変更しての優勝でした。夜間の雨でトラックコンディションは大きく変わりました。グリップと気温が3℃から4℃ほど低い状況でした。昨日はソフトで、今日はスタンダードタイヤで優勝出来たのは良かったです。」
「ピットボックスで皆がしてくれた作業は見事でした。セットアップ面で今週はシャーシを大きく変更しましたが、これでライディングが容易になりました。バイクを望む位置に持っていくことが出来るようになりましたし、ハンドリングも軽快でした。それでいて高速セクションで安定していたんです。」
「今朝は路面がひどく濡れていて、昨日いかに激しく雨が振ったのかを表していました。ターン5には池が出来ていましたしね。レーススタートは45分遅れで行えましたし、アッセンのスタッフの頑張りは素晴らしいものでした。本当にありがたいですね。」
(Source: KRT)
(Photo courtesy of KRT)