先週2位、今週は初日から高い戦闘力を発揮しているジョアン・ミル。ヨハン・ザルコ同様にソフトタイヤを使用してタイムをFP1で出しているが、改善の余地は大きいと語る。マルクに危険なオーバーテイクをしかけられたことに関しては、マルクスタイルの危険な走行だったと語る。
マルクのアタックは危険だった
ジョアン・ミル
「今日は両セッションでバイクを止めることに関して問題を感じました。今日はそもそもタイムを出すことに関しても苦戦しており、自分はFP1で最後にソフトタイヤを使用した数少なライダーでしたので、そのせいもあってタイムを更新出来ましたけど、まだまだ改善の余地はあります。」
「FP2についてはセッティングやブレーキなど多くの部分で調整が必要で、そのせいもあってタイムアタックは出来ませんでした。ライディングが非常に難しかったですね。」
「FP2ではマルクは最終コーナーでオーバーテイクを仕掛けてきましたけど、最終コーナーはラインが1つしかありません。金曜の時点であんなオーバーテイクを仕掛ける必要性はどこにもありません。非常に危険な行動だと思います。まぁマルクスタイルと言えばそうですけど、レースであれば色々と手立てもあります。」
「今週末ザルコは非常にスピードがありますね。初日はソフトタイヤを使用していたのもそうですが、ドライ、ウェット両コンディションでスピードがあります。ライバルは多いですがしっかりと戦えると思います。」
(Photo courtesy of michelin)