バレンティーノ・ロッシは、昨年は新型コロナ陽性となったことを受けて、アラゴンで開催された2つのレースには出場していない。アラゴンはバレンティーノ・ロッシが優勝経験を持たない数少ないサーキットの1つだが、今まで3回の表彰台を獲得している。タイヤの消耗が大きいサーキットだけに、スムーズに走行することが必要になるだろうと語る。
リアタイヤの消耗が大きなサーキット
バレンティーノ・ロッシ
「イギリスGPにおけるバイクのフィーリングは非常に良いものでした。練習走行の中でも、今シーズンベストなペースで走行することができていました。加えてスターティンググリッドについても、トップ争いが十分にできる位置でした。この週末のレースに関しても同じような位置でレースができればと思っています。しかしアラゴンは、レース全体で考えたときにはリアタイヤへの消耗が非常に大きなサーキットとなります。」
「このトラックで優勝した事はありませんが、何度か表彰台を獲得したことあります。トラックのレイアウト自体は悪くありませんし高速のトラックでもありますが、非常にトリッキーなんです。この手のトラックでレースの最後までスピードを発揮しようと思ったら非常にスムーズに走行する必要があります。昨年のレースはできていませんから今から非常に楽しみにしています。」
(Photo courtesy of michelin)