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ミシュラン MotoGP2021 サンマリノGPプレビュー

ミシュラン MotoGP2021 サンマリノGPプレビュー

ミシュランのオールサステナブル、「Regen’Lab」、イタリアで初開設

アラゴンでのレースを先週末に終えたミシュランは直接イタリアに向かい、ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで開催されるMotoGPTM世界選手権第14戦とFIMEnelMotoETMWorldCup2021年最終2連戦となるサンマリノ・グランプリに臨みます。

ミシュラングループの「オールサスティティナブル」戦略に則り、またMotoEスリックタイヤの持続可能性における進歩を示すため、ミシュランはインタラクティブな体験ができる「Regen’Lab」のデモンストレーションをMotoEパドック内に設けます。この開設は今年2回目となります。
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アドリア海リビエラの海岸線の近くに位置する全長4,226m(2.626マイル)のサーキットは、10の右コーナーと6つの左コーナーを備えるテクニカルで複雑なコースレイアウトのひとつとして数えられています。高速カーブとコーナー、低速ターン、そして530m(0.329マイル)の短いストレートを備えるレイアウトは、フロントタイヤに非常に特異な要求を課すため、この週末のために選択されたMICHELIN Power Slickの各レンジは、このコースに最適なパフォーマンスを発揮すべく設計されています。

2021年ミサノに向けて準備されるスリックタイヤは、フロントがすべて左右対称設計のソフト、ミディアム、そしてハードになります。リアは同じくソフト、ミディアム、ハードですが、すべて左右非対称設計でターン数が多く、27周のレースでストレスが増す右側をよりハードとしています。

サーキットはアドリア海沿岸近くに位置しており、この時期の開催おいては過去何度か雨に見舞われてきました。その場合に備え、MICHELINPowerRainはソフトとミディアムが用意され、フロントは左右対称設計、リアは右側をよりハードにした左右非対称設計にして、濡れた路面でも最高のグリップを発揮するよう設計されています。

MotoEライダーたちに対して、ミシュランは通常通りスリックタイヤとレインタイヤを供給しますが、このMotoE用MICHELIN Power Slickには、フロントタイヤは33%、リアタイヤが40%という高い割合で持続可能な素材を使用しています。

リミニ市に程近いこのサーキットは、2007年の選手権復帰以来、人気のMotoGP開催サーキットとして毎年カレンダーに記されています。昨年は新型コロナウイルス感染症への対応から入場可能な観客数が10,000人に制限されましたが、今回の大会では一日当たり23,000人に拡大されます。
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ミシュランモータースポーツ2輪マネージャー、ピエロ・タラマッソ

「かつてミサノの路面は、常に読みづらいものでしたが、再舗装が行われてからはグリップレベルが安定しているようです。このことは私たちが最適なタイヤを設計・供給することに役立ちますし、エキサイティングなレースを実現し、すべてのチームに勝利のチェッカーフラッグを獲得するチャンスを平等に提供することに寄与します。これは、今シーズンのMICHELIN Power Slickの強みのひとつです」

「今週末に行われるふたつのMotoEレースでは、私たちは特別に設計し持続可能性の高いタイヤを供給します。これはファンの皆さんに2021年のMotoEシーズン最終戦に相応しいレースをご覧いただくために重要な要素である、一貫したグリップと素早いウォームアップを提供するタイヤです」

MotoGPは9月17日金曜日、2回のフリープラクティスセッションから走行を開始します。土曜日にもさらに2回のセッションが予定されており、その後に公式予選が実施されます。日曜日の決勝レース、サンマリノ・グランプリは現地時間14時00分、日本時間21時00分にスタートします。

MotoEでは2回のフリープラクティスセッションが金曜日に行われ、これに続いて土曜日午前にEPoleが、そして午後にはレース1が16時20分、日本時間23時20分に行われます。レース2は日曜日15時30分、日本時間22時30分にスタートします。

(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)

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