今回はペッコのスタートが素晴らしかったこともあって、ファビオ・クアルタラロはフランチェスコ・バニャイアを追う展開となり、フロントが暴れまわっていたという状況もあり、2位でレースを終えた。チャンピオンシップにおいては首位となっており、次回は故郷フランスにポイントリーダーとして凱旋することになる。[adchord]
フロントがガムのようなフィーリングだった
ファビオ・クアルタラロ
「今日は最高のスタートだったんですが、ターン1のペッコのブレーキングが強力でした。最初の3周くらいで彼を抜けない限り厳しいレースになると思っていました。今日はフロントが非常に暴れまわってしまって、まるでガムのようなフィーリングでしたね。」
「ペッコにはターン10で少し接近出来ましたが、それ以外では苦戦が続きました。いずれにしてもフロントが暴れまわる状況でライディングを改善出来たことは良かったと思います。実際のところポルトガルのようなレース展開よりも今回のようなレースのほうが学習があります。」
「逃げるペッコに必死でついていくことで自分は限界で走行することになりますから、そういった状況でのほうがいろいろなことを考えたりするわけです。」
「次のフランス戦ではチャンピオンシップリーダーとしてル・マンに向かいます。今まで2019年を別にすればこのポジションで、多くのファンが自分に声援を送ってくれる状況でル・マンを迎えることはなかったので楽しみですね。」
(Photo courtesy of michelin)