ホームレースで素晴らしい週末を送っていたミゲル・オリヴェイラ。土曜日はスプリントレースで最後まで表彰台争いをしており、日曜日もレーススタートから2位、3位付近での走行だった。マルク・マルケスに追突された時の衝撃は大きく、今シーズン前半どこまで影響するか気になる部分だ。[adchord]

明らかに表彰台を狙えた

ミゲル・オリヴェイラ

「今日の転倒は残念でした。ホームレースのわずか2周でのリタイアは予想していたレースではありません。しかし週末を通じて前進出来た内容については満足しています。金曜日は難しい1日でしたが、土曜日、日曜日の内容は良かったですね。スプリントレースではもう少しで表彰台を獲得出来る走りでした。」

「決勝レースも2位でレースをしていましたから、明らかに表彰台を狙えるポテンシャルがありました。今回の週末で一番悪い順位でウォームアップの6位でしたからね。今回のレースの結果は残念ですし、マルクの怪我も残念です。」

「マルクのブレーキングはあまりにも遅かったと思いますし、オーバーテイクを狙っていたのかもしれません。意図的なものではないのはわかっていますが、序盤の数周で順位を挽回しようと思ったのかもしれませんが、あのコーナーでああいった走りは危険だと思います。」[adchord]

「メディカルセンターでマルクと話していますが、彼によるとブレーキがロックしたということでした。これについて自分が特にコメント出来ることはありませんが、彼の謝罪は受け入れました。しかしブレーキに心配がある場合は、この種のバイクでは早めにブレーキをするか、オーバーテイクを狙わないものです。そしてマルクはそれを自分よりも知っているはずです。」

「右の臀部が酷い打撲になっていますが、骨折はないようです。腱のダメージがある可能性はありますが、来週のアルゼンチンGPでの出場を目指しています。」

(Photo courtesy of michelin)