ブラッド・ビンダーはルカ・マリーニと激しくバトルを繰り返し、ブレーキングでパス。トラクションに優れ、ブレーキングも強力なDucatiをオーバーテイクすることが実に大変であることがわかるオーバーテイクだったが、見方を変えれば型落ちとは言え、Ducatiと真っ向勝負をして勝利出来るレベルにKTMが仕上がっていると言える。
ホルヘに追いつくのは難しかった
ブラッド・ビンダー
「ルカ・マリーニをオーバーテイクするのは本当に大変でした。彼を抜いて彼に抜かれないようにするにはかなり限界のラインで走行する必要があると思っていました。最初はブレーキングでそのまま彼を超えてしまって飛び出してしまいました。いずれにしてもソリッドなレースだったと思います。」
「とにかくルカ・マリーニについては接近をしてチャンスがあればアタックしようと思っていました。その後ホルヘを追っていきたかったんですが、彼をキャッチするのは難しかったですね。」
「表彰台に立つことは非常に重要ですが、優勝することが何よりも重要です。しっかりと足りない部分を磨き上げて優勝を目指していきます。明日に関しては皆にとってタイヤを温存することが重要になるでしょう。」
（Photo courtesy of michelin）