バニャイア 転倒を乗り越えセットアップを進める
フランチェスコ・バニャイアはテスト2日目を5位で終え、順調な作業が進んでいることを強調した。午前中の転倒により予定していた周回をこなせなかったが、その後はバイクの大幅な変更作業に集中し、約1時間半の調整時間を経て大きな効果を得ることができたようだ。新エンジンについては「良い感触があり、パフォーマンスも素晴らしい」と評価。トップとの差は縮まっているが、ブレーキング面での課題を克服する必要があるため、引き続き重点的に取り組んでいく方針だ。
フランチェスコ・バニャイア(2日目5位/1’57.652)
「良い作業が出来ています。もう少しラップを重ねていきたかったんですが、午前中の転倒もあったので、そのあとはバイクに関して大きな変更を加える作業を行っていました。その間は1時間半ほどゆっくりとしていました。この変更は大きく効果がありました。異なる2つのバイクがある中で作業していますので作業は容易ではありません。」
「また転倒もこれに大きく影響してしまいました。ただ、この転倒後の時間を有効に使えたと思います。チームのおかげで良い作業が出来ましたし、新しいバイクに関して作業も進んでいます。現時点では新エンジンは良い感触です。パフォーマンスも素晴らしいです。トップに接近していますが、ブレーキングでは足りない部分もありますから、ここに集中していきます。」
「残された時間は少ないですがエンジンスペックに関しては良い選択が出来ると思います。今回選択するものが2年間のベースになりますから、選択は重要です。GP24は昨年時点で素晴らしいものでしたから土台の性能は高いんです。2025年はそこから更に改善出来るようにしているところですが、改善の余地はありますので作業をしていきます。」
(Photo courtesy of michelin)