マンダリカで苦戦するマルケス、連続転倒で自信喪失
マンダリカのトリッキーな路面に苦しんだマルク・マルケスは、セッション中に度重なる転倒に見舞われ、自信を大きく失ったと語る。特にプッシュしていない場面での転倒や、予告なしに発生したハイサイドにより最悪の内容に。ミディアムリアタイヤの機能不足も影響し、マルケスはこのサーキットが自身のライディングスタイルに最も合っていないと断言した。それでも「明日はまたプッシュする」と語り、転倒を恐れず自らの感覚を取り戻す覚悟を見せている。
午後セッションでの転倒が与えた打撃
「マンダリカは自分に合っていないですね。午前中もそうでしたけど午後は最悪でした。特にプッシュしていないのに転倒しましたし、その後バイクのフィーリングが戻って走行を開始したと思ったら、予告無しにハイサイドが発生しました。タイヤを変更して自信が改善しましたが、3度目の転倒は出来ませんからね。明日はまたリスクを取ることが出来ますが、今日はこれ以上リスクを取ることは出来ませんでした。」
精神的ダメージを乗り越え、再挑戦へ
「明日はまたプッシュしますが、転倒する時はします。自分にフィーリングがない時はフィーリングを得るためにプッシュするというライダーですからね。特にプッシュしていないのに転倒するのは大きな自信を失います。ミディアムリアを機能させるのは午後に非常に難しかったですが、明日はまたトライします。メンタル面では非常にダメージがありますが、これは自分自身のせいではなく、このサーキットが合っていないことによるものです。おそらく自分のライディングスタイルともっとも相性が悪いでしょうね。」