2025年シーズン最終盤、アレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)がポルティマオでのフリー走行1回目(FP1)を制して、自己最高のシーズンを締めくくる準備を万全に整えた。空模様は不安定ながらも、セッション中はドライコンディションを維持。アルガルヴェの丘に暗雲が立ち込めるなかでも、アレックス・マルケスは終始トップペースを刻み続けた。

セッション終盤、マルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)がラストアタックで2番手に食い込み、トップとの差は0.233秒。ジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)はヤマハ勢最上位の3番手につけ、ターン8出口ではおなじみのジャンプを披露して場内を沸かせた。
ヨハン・ザルコ(CASTROLホンダLCR)が4番手、ポル・エスパルガロ(レッドブルKTMテック3)が5番手に入り、ここまで5メーカーがトップ5を分け合う結果に。エスパルガロは週末最初の転倒者となったが、ターン2での転倒から無事に歩いて戻った。
6位はフランコ・モルビデッリ、7位ルカ・マリーニ、8位ジョアン・ミル、9位アコスタ、10位フェルミン・アルデゲルとなり、MotoGP初走行のブレガは14位と堂々の走りを披露した。
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