KTMが2018年のチーム体制について発表を行ないました。これによると、ポル・エスパルガロ選手、ブラッドリー・スミス選手がファクトリーライダーとして継続。テストライダーのミカ・カリオ選手も合わせて継続が決まりました。レース結果次第ではカリオ選手とスミス選手の交代もあり得るという話でしたが、結局は何も変更は行われないという結果となりました。参戦1年目とは思えぬ活躍を見せるKTMだけに、2年目にはどのようなシーズンになるのか楽しみです。
KTMはMotoGP1年目を終えようというところですが、チームは2017年のレースで得た知識とデータを元に、既に来シーズンを見据えています。KTMは2018年のライダーラインナップを、今シーズンにトップ10をKTM RC16で獲得したポル・エスパルガロ、ブラッドリー・スミスに決定。KTMは1953年からの歴史の中で、元も大きなモータースポーツプログラムであるMotoGPに断固とした決意で取り組む2人のライダーにフルコミットします。
ポル・エスパルガロは毅然と激しくKTMのMotoGPプロジェクトを前に進めています。エスパルガロはKTMの最高順位である9位をブルノで獲得。また今年チームがスタートした時に想像していた以上の予選順位を何度も獲得しました。元Moto2チャンピオンを2年目となるシーズンにも起用するということは、KTMにとっても素晴らしいことです。
KTMはブラッドリー・スミスを2016年のバレンシアテストからサポートしてきました。彼はチームに溶け込み、毎戦新たなパーツがガレージに投入される中で、いかなるテスト、練習走行、レースでもハードに作業にあたってきました。 KTMはスミスと共にさらなる結果、そしてラップタイムを達成するために、2018年も以前と同様にスミスにコミットします。スミスはグランプリレーシングにおける優勝ライダーであり、彼が参戦した3クラス全てで表彰台を獲得しています。KTMは2018年もスミスと共に戦います。
ミカ・カリオは、2018年もテストライダーとして、そしてワイルドカードの参戦ライダーとしてKTMで走ります。カリオは彼自身の17年ものグランプリレーシングの経験で、KTMのMotoGPプロジェクトを前に進める大きな存在となっています。彼の経験はKTMの2017年シーズンにおいて大きな役割を果たしました。KTMはカリオに変わらぬスピードとサポートを期待します。彼の協力によって、バイクは2018年からその先も前に進む事が可能となるのです。
彼の今シーズンの3戦は、ワイルドカードライダーとして実に素晴らしいものでした。彼のコミットメントとスピードを、KTMは来月に開催される最終戦バレンシアでも期待しています。
<KTM プレスリリース>