アプリリアに移籍後、前半戦はバイクの理解に苦しんだ様子のマーべリック・ビニャーレスだったが、徐々にスピードを発揮、ここ最近はトップ争いに参加する機会も増えている。表彰台争いの機会は後半戦に彼の得意なトラックが続くことで、さらに増えるはずだ。[adchord]
このチームで走っていて最高の気分
マーべリック・ビニャーレス
「今までのハードワークが遂に実ったと思います。レースは後方からのスタートでしたし、良いペースがあったものの、今まではそれを証明することができませんでした。」
「ここ2回のレースでは自分たちのベストポテンシャルを発揮することができたと思います。このチームで走っていて本当に最高の気分ですし、今回の結果はまだこれからも続いていくはずです。」
「11番手スタートはレースにおいては良いことはありませんが、時には良い形で走行することも出来ます。今回は多くのライダーをオーバーテイクしながら前に行くことができました。こういったスピードは昨年開発がしっかりと進んだことによるものです。」
「今回は特に素晴らしいペースを維持することができていて、雨が降った後も32秒台でコンスタントに走行ができました。自分のことを信じてくれたアプリリアそしてピアジオグループに感謝をしたいと思いますし、自分たちのポテンシャルをこの先も発揮していきたいと思います。」
「アプリリアのバイクで走っていて学習した事は、今まで苦手と感じていたトラックでも早く走れることです。後半戦では特にオーストリアが楽しみですね。この先1ヵ月夏休みになってしまうのは正直嫌ですね。自分はレースが本当に好きでたまらないんです。予選タイムが良くなっていることは非常にポジティブですし、これから先も改善が必要な点もしっかりとわかっています。」[adchord]
「アレイシ・エスパルガロの後半の走りは素晴らしかったですね。てっきり彼はファビオ・クアルタラロと一緒に転倒したものと思っていたんです。フィニッシュラインで後ろを振り返って彼がいたのには驚きました。ファビオとのインシデントがなければ彼は間違いなく優勝していたでしょうね。」
(Photo courtesy of michelin)