自身の最終戦を4位で終える
グリッド8番からスタートしたディ・ジャンナントニオは序盤から熾烈なグループバトルを展開。終盤にはドゥカティ・デスモセディチGPのポテンシャルを最大限に活かし、アコスタと激しい表彰台争いを繰り広げた末、4位で完走。この後は肩の手術を控え、最終戦2レースは欠場することとなったが、最後のレースでの強力なパフォーマンスが光った。
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
「多くの思いが詰まったレースでした。スタート前にチーム全員と話し、手術前のラストGPを楽しもうと決めていました。その通り、素晴らしい追い上げを見せることができました。ポディウムに届きそうでしたが、夢にはあと一歩でした。それでも大満足で、チームの皆に心から感謝しています。怪我からの復帰後、7レースは本当に厳しかったですが、決して諦めませんでした。素晴らしいチームの努力のおかげで、シーズン全体として2024年の結果には大変満足しています。」
(Photo courtesy of VR46)