80%の力で走り切った過酷なレースを回顧

アレックス・マルケスは80%の力を保ちつつ全周を走り切る過酷な一戦を振り返った。スタートではデバイスの不具合に見舞われるも、大きなロスには至らず、安定した走りで表彰台を獲得。レース終盤にはフロントタイヤの限界とフィジカルの厳しさに直面しながらも、冷静な判断で結果をまとめた。また、兄マルクの負傷やマルコとの接触についても触れ、無理なオーバーテイクだったとしながらも、あくまでレースの一部として捉える姿勢を見せた。

スタートデバイスの不具合も乗り越え、表彰台へ

「今日はまるで耐久レースのようでした。もちろん自分は24Hレース等には出たことがありませんが、今日は本当に暑いレースでした。80%の力で全部の周回を走行するのは大変でした。スタートではミスをしてしまってスタートデバイスが使用できませんでした。大きなノイズがあって何故かデバイスが機能しませんでした。とは言えそこまでは悪くないスタートでしたね。結果的に表彰台は嬉しいですね。今日はフェルミンが素晴らしい走りでした。今後も自分も良いレースを続けたいです。」

フィジカルの限界とタイヤの消耗を冷静にマネジメント

「今日はフィジカル面でも限界でしたね。多くのライダーの後ろを走行していたのでフロントタイヤが限界でした。今日はこれで表彰台が獲得できたことが嬉しいです。今日はマルクの怪我もあってあまりお祝いをする気分ではないんですが、結果は悪くありませんでしたね。」

マルコとの接触には冷静な見解「レースの一部」

「あのマルクとの接触に関してはマルコのミスですね。あそこでオーバーテイクにかかるのは少し無理があったでしょう。とは言え、マルコを攻めるつもりはありません。レースですし、スプリントも含めて44戦もあるんですからね。」


変更箇所一覧:
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