ポールポジションからホールショットを奪い、序盤から安定した強さを発揮したマルケス選手。ひたすらに耐えて、残り8周ほどからプッシュを始めたと語ります。激しい接触も何度かあったレースでしたが、結局最後には圧倒的な優勝を飾りました。ドヴィツィオーゾ選手とのポイント差は33ポイントとなり、チャンピオンシップに大手をかけたと言えるでしょう。
Q
「今日は本当に素晴らしい走りでした。ほぼチャンピオンシップ優勝に王手という状況ですが、今日はバレンティーノとの接触もそうですが、ヨハンとのバトルでもかなり激しくぶつかり合っていました。どれほどタフだったのでしょう?」
決勝レース優勝 マルク・マルケス
「本当に信じられないようなレースでした。今日は実に重要な1日になると思っていたんです。 今週末はドヴィが少し苦戦していましたし、自分は良いフィーリングがありました。ですからレースの中ではひたすらに待っていたんです。そして残り7周、8周の時点で全力を尽くしました。そこで本当に限界で3周、4周とプッシュしたんです。素晴らしいバトルでしたよね。体に泥もついてますし、バレンティーノとも接触がありました。とにかくレースを楽しみましたし、MotoGPにとっても素晴らしいレースでした。良いショーだったと思います。」
(Photo courtesy of michelin)