スズキは11月3日、イタリア・ミラノで開催中の二輪ショー「EICMA2026」で、新型ネイキッドモデル「SV-7S」を世界初公開した。SV650シリーズの645ccVツインエンジンに電子制御スロットルを組み合わせ、トラクションコントロールや双方向クイックシフトを装備する。2027年春頃から各国で順次発売される予定だ。

SV650シリーズの後を継ぐストリートモデル
SV-7Sは、世界中で長く販売されてきた「SV650」シリーズの走りの楽しさを受け継ぎつつ、現在のライダーが求める装備を加えたネイキッドのストリートモデル。コンセプトは「Easy to Ride, Hard to Forget」。
Vツインに電子制御スロットルを採用
エンジンはSV650シリーズと同じVツインで、新たに電子制御スロットルを組み合わせた。低回転域の鼓動感、中回転域の力強い立ち上がり、高回転域までのスムーズな加速を狙っている。ハンドルは幅広のアルミ製テーパーハンドルバー、シートは疲労を抑えることに配慮した形状とし、上体を起こしたゆとりのある乗車姿勢をとれるようにした。街乗りからツーリングまでの使用を想定している。
S.I.R.S.でトラクションコントロールとクイックシフトを装備
電子制御システム「S.I.R.S.」を採用し、路面状況に応じて後輪の空転を抑える「トラクションコントロールシステム」や、クラッチレバーを使わずにシフトチェンジできる「双方向クイックシフトシステム」などを搭載した。
丸型LEDヘッドランプのデザイン
デザインテーマは「Clean, Simple and Sporty」。クラシカルな見た目と配光性能を両立した丸型LEDヘッドランプを採用し、スリムなプロポーションにまとめた。車体色は以下の3色が用意される。
- パールスズキディープブルーNo.4
- グラススパークルブラック
- マットソードシルバー/グラススパークルブラック
主な装備(欧州仕様)
| 装備 | 内容 |
|---|---|
| 電子制御スロットル | 細かなアクセル操作やコンピューターによる制御が可能 |
| SDMS(スズキドライブモードセレクター) | 出力特性を3つのモードから選択可能 |
| トラクションコントロールシステム(3モード+OFF) | 後輪の空転を検知するとエンジン出力を制御 |
| 双方向クイックシフトシステム | クラッチやスロットルを操作せずにシフトアップ/ダウンが可能 |
| スズキイージースタートシステム | ワンプッシュでエンジン始動 |
| ローRPMアシスト | スムーズな発進を補助 |
| ヘッドライト | 丸型LEDヘッドランプ |
| 4.2インチカラーTFTディスプレイ | スズキライドコネクト+対応 |
主な諸元(欧州仕様)
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 2,115×785×1,090mm |
| ホイールベース | 1,445mm |
| 最低地上高 | 135mm |
| シート高 | 785mm |
| 装備重量 | 200kg |
| エンジン | 645cm3 水冷4サイクルV型2気筒DOHC |
| 燃料タンク容量 | 14L |
| 燃費(WMTC) | 24.4km/L |
| CO2排出量 | 96g/km |
| タイヤ(前/後) | 120/70ZR17M/C/160/60ZR17M/C(チューブレス) |
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。