ピレリは、ラジアル構造のスポーツツーリング用タイヤ「ANGEL GT III」を発表した。2027年初頭から販売される予定。従来モデルに比べてハンドリングを軽快で扱いやすくし、ウエット性能を高めたほか、摩耗が進んでも特性が変わりにくいようにしたのが特徴だ。

ANGELシリーズは、ANGEL ST、ANGEL GT、ANGEL GT IIと進化してきたスポーツツーリングタイヤで、ANGEL GT IIIはその第4世代にあたる。約15年にわたり、スポーティーな走りと長距離ツーリングを両立させたいライダーに向けて展開されてきた。ラジアルのスポーツツーリングタイヤは、欧州市場で特に重要なカテゴリーのひとつだという。
対象となるのは、中・大排気量のスポーツツアラーやクロスオーバー、ネイキッドモデル。開発で特に重視したのはハンドリングの扱いやすさで、普段の走行でも長距離の移動でも、より自然でスムーズに、疲れにくく乗れることを狙った。その一方で、ピレリらしいステアリングの正確さや応答性は維持している。
ウエット路面や滑りやすい路面での安心感とコントロール性も、従来モデルからさらに高めた。また、摩耗が進んでもハンドリングなどの特性が変わりにくいように開発されており、使い始めから交換時期まで安定した性能を保つとしている。
リアタイヤには新しいトレッドパターンを採用し、ANGELシリーズのほかの製品と比べて耐久性を高めるとともに、走行時のノイズを低減した。長距離を走るライダーにとっては疲労の軽減につながり、快適性だけでなくコントロール性の面でも効果があるとしている。
デザインは、ANGELシリーズを象徴するトレッドパターンのモチーフを受け継ぎつつ、新たにアレンジした。サイドウォールにはコントラストの強い新デザインを採用し、ANGELのロゴと「Gran Turismo」の文字をあしらっている。速く、快適に、スタイリッシュに旅をするという、イタリアのモーターサイクル文化に根ざしたグランツーリスモの考え方を表現したものだ。
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。