アプリリアはアレイシ・エスパルガロ、アンドレア・イアンノーネと2021年以降の契約を締結しようとしているが、もしアンドレア・イアンノーネのスポーツ仲裁裁判所(CAS)への訴えが棄却され、処分が覆らない場合、ダニーロ・ペトルッチにアプリリア契約の道が開ける。

イアンノーネのスポーツ仲裁裁判所(CAS)の結果次第ではアプリリア加入のチャンスも

現在レースが開催されていない状況のため、Ducatiは2021年以降のラインナップ決定には2019年後半戦の結果を参考にしている。ダニーロ・ペトルッチのマネージャーであるアルベルト・ヴェルガニによると、99%の確率でジャック・ミラーのチームメイトはアンドレア・ドヴィツィオーゾになるという。

こうなった場合、ダニーロ・ペトルッチの進路はアプリリアのMotoGPチーム加入もしくは、V4Rを乗りこなせいないでいるチャズ・デイビスに変わってFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)へ参戦するというものだ。

アプリリアはアンドレア・イアンノーネのドーピング疑惑当初からアンドレア・イアンノーネをサポートしてきたが、2021年以降もアンドレア・イアンノーネを起用したいと語っており、ダニーロ・ペトルッチにアプリリア契約のチャンスがやってくるとしても、CASの結果以降ということになりそうだ。
ダニーロ・ペトルッチ
(Photo courtesy of Ducati)