ドイツGPでステファン・ブラドルは地元のレースということで気合で完走をしたが、実際には指、足をバイクの熱によって火傷しながらのライディングだった。カウル内の熱のコントロールが上手く出来ておらず、排熱の方向がライダーを直撃する状態になっていることが大きな問題のようだ。[adchord]
カウル内の熱のコントロールが出来ていない
ステファン・ブラドル
「今回のレースで良かったのはグリッドでドイツ国家を聞けたことだけです。レースがスタートした以降はブレーキレバーがものすごい温度になっており、指を火傷しました。その後はバイクの右側の熱量が凄まじく、走行している最中に右のブーツがものすごい熱さになってきて、結果的に足も火傷しています。」
「カウル内の熱のコントロールが上手く出来ていないんです。なんとかレースを完走しましたが、何度もギブアップしようと思ったほどでした。フィジカル面でここまで体を酷使して走行する意味はなく、受け入れ難い状況です。」
(Photo courtesy of HRC)