2021年型のデスモセディチでスピードを発揮してきたエネア・バスティアニーニ。セパンで開催されたプレシーズンテストでは最速タイムを記録していた。テストよりも難しいだろうと予想するが、チャンピオンシップにおいて重要な役割をにないそうだ。[adchord]

エネア・バスティアニーニ

「オーストラリアGPでは2周目にエアバッグが誤作動してしまいました。あの問題がなければどういったレースになっていたかはわかりません。いずれにしてもハードフロントは正しい選択でした。終盤にギャップを詰めることが出来ましたが、表彰台には届きませんでした。」

「フィリップアイランドは今まで良い結果を残せていませんでしたから、今回の結果はすでに嬉しかったんです。来年何が出来るかはまだわかりません。」

「セパンで2021年型のバイクをテストした時は本当に興奮しました。戦闘力の高いバイク、美しいトラックでのテストでしたが、フィジカル面では厳しかったですね。今回はテストよりも難しい状況だと思います。Ducatiの他のライダー達は2022年型で戦闘力を発揮していますからね。」

「チャンピオンシップ優勝の可能性はゼロではありませんが、いずれにしても金曜日からスピードを発揮して行くことに集中します。予選が重要なことは変わりません。後方からのスタートだと難しい展開になりますし、空気圧も上がってしまいますからね。」

(Photo courtesy of Gresini Racing)