モンスターエナジーヤマハMotoGPチームは、イタリアGPが行われたムジェロMotoGP公式テストに臨んだ。アレックス・リンスとファビオ・クアルタラロは様々なテスト項目を試す予定だったが天候条件により予定をすべてこなすことが出来なかった。

リンスはムジェロテストでバイクのパフォーマンスをさらに向上させるために利用可能なトラックタイムを積極的に使いたいと考えていたが、雨のため計画を少し変更し、ウェットでのセッティングに取り組んだ。クアルタラロも午前中のトラックコンディションが改善し、路面が乾くのを待ってからテストプログラムを開始。しかし天候が悪化し、リンス同様にテストを予定より早めに切り上げている。

アレックス・リンス

「今日はドライコンディションで走れなかったのは残念でした。ここで新しいアイテムをテストする予定でしたからね。幸運にも来週バレンシアに行くので、そこで新しいアイテムをテストする予定です。今日はウェットコンディションで走ることを最大限に活用しました。多くのラップをこなし、トラクションコントロールの理解や、コーナー出口でのスピンを減らす方法を試しました。雨にもかかわらず、ポジティブなテストでした。」

ファビオ・クアルタラロ

「ここで試す予定だった多くのアイテムを結局テストできなかったのは残念です。今日はウェットで天候が助けにならなかったのですが、来週またプライベートテストがあります。バレンシアでは良い天候になることを願っています。」

(Photo courtesy of yamaha)