苦境からの8位フィニッシュに手応え
マルコ・ベッツェッキは、予選での転倒とマシントラブルにより後方スタートを強いられたが、スプリントレースでは粘り強い走りを披露した。汚れた路面に苦しみつつもポジションを大きく回復し、8位でフィニッシュ。タイヤに大きな負荷をかけながらもポイント獲得に成功した。明日は燃料満載とライバル勢の強さを意識しつつ、スタートとタイヤマネジメントを鍵にタフなレースを見据えている。
マルコ・ベッツェッキ
「予選は苦戦しました。ターン3で縁石に接触してしまったんです。これでフロントを失ってボックスに戻ったもののバイクに問題もあってリズムを発揮出来ませんでした。最終的に予選で最後尾に近い状況でした。スプリントレースは路面が汚れていたのでバイクが暴れてしまい、さらにタイムを失いました。しかしその後になってからポジションを回復することが出来ました。」
「タイヤにストレスをかなりかけてポイントを獲得しようとプッシュしていきました。大きく回復出来た内容でしたので満足しています。スタート自体は良かったんですが、路面の汚れでバイクが暴れてしまったことが問題です。明日はMoto3、Moto2の後のレースですから路面が綺麗になっていることを願っています。明日の目標に関しては順位の改善は容易ではないと思います。タンクは燃料が満載ですし他のライバルも強くタイヤマネジメントも必要です。もちろんスタートが重要ですし、フロントタイヤのマネジメントも必要です。タフなレースになると思います。」
(Photo courtesy of michelin)