初日から苦戦、バイクの挙動が掴めず
フランチェスコ・バニャイアは初日の走行でバイクの挙動をまったく感じ取れず、Q2進出圏から大きく離れる厳しい結果となった。限界を感じながらも全力でプッシュし続けるなか、マシンはコーナー進入や加速のたびに大きく動き、不安定さが際立った。根本的な改善を図るために方向性の転換を決意し、明日の巻き返しに望みを託す。

持ち味を発揮できず、バイクに違和感
「残念ながら、今日はQ2への直接進出には程遠い結果でした。問題は、自分がバイクの挙動をまったく感じられないことで、その原因を突き止めなければなりません。自分は全力でプッシュしていますが、常に限界にいる感覚で、コーナーの進入や加速時にバイクがかなり動いてしまいます。現状から脱するには、完全にリセットして別の方向性を試す必要があります。簡単な状況ではありませんが、明日どうなるか見てみましょう。」