
ヨハン・ザルコが、2026年MotoGP第5戦フランスGPを前に、再び訪れる可能性がある雨のル・マンで歴史的勝利再現への期待を語った。昨年のフランスGPでザルコは、1954年のピエール・モネルレ以来となるフランス人による母国最高峰クラス優勝を達成。ル・マン全体を熱狂に包み込んだ。今年も週末に雨予報が出ており、ファンの間では再びザルコが奇跡を起こすのではないかとの期待が高まっている。ただし、LCRホンダのザルコ本人は、自身を優勝候補とは考えていないと冷静に語る。
ヨハン・ザルコ
「昨年以降、世界中で会うファンみんながあの勝利は本当に素晴らしかったと言ってくれます。そこで初めて、自分の国で勝つことがどれほど大きな意味を持つのか理解しました。正直、そこまでとは思っていませんでしたし、本当に素晴らしい経験でした。もし今年また何かが起きるなら、自分は集中してそのチャンスを掴みにいきたいです。」
「フランスのファンだけが、グランプリで雨を望んでいると思いますよ(笑)雨になれば自分にとってチャンスは増えます。ヘレスではドライでも良いペースがありましたが、表彰台を狙える状況ではありませんでした。日曜に雨を望んでいるわけではありません。でももし降るなら、そのチャンスを活かしたいです。自分が一番好きなのは、路面に少しだけ水が残っているようなコンディションです。完全なウエットだと、大きな差を作れるとは感じません。自信を得るには周回が必要だからです。」
「でも水量が少なく、他のライダーたちがタイヤの動きに苦しみ始めるような状況では、自分の強みを発揮できます。自分が優勝候補だとは思っていません。ただ、昨年は信じられないことが起きたというだけです。でも今は、もしかしたらまた起きるかもしれないと人々が信じ始めています。それは優勝候補というより、“信じる気持ち”に近いものです。」
「ヘレスでも雨の予選では2番手でしたし、ポールポジション争いもしていました。だから、ウエットでは自分により多くのチャンスがあることを改めて確認できました。天気予報を見て、みんなが自分を有力視している理由は分かります。でも先ほども言った通り、自分には“可能性がある”というだけです。もし再びあの瞬間を経験できたら、本当に信じられないようなことになるでしょう。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。