先週マルケスはビニャーレスの後ろを走ってみてヤマハの弱点がわかったと語っていました。今回は決勝レースの中でDucatiを観察する中で色々な発見があった様子。
マルク・マルケス
「ホンダもタイトコーナーでの強みなどがあります。そしてブレーキングにおいても強みを発揮出来ます。でもDucatiというのは異なるライディングスタイルのバイクです。ドヴィツィオーゾを見ていても、彼が色々と考えてライディングしているのがわかりますし、いつプッシュをしようと思っているのか、ライディングスタイルを変えた時などが良くわかります。彼がレース中盤にプッシュした時、彼のスリップストリームに付けなくなりそうでしたが、なんとかプッシュしました。特にDucatiは加速の面で強烈な力があります。特にタイヤが新品の時はそうで、そうした理由もあって彼らは常にフロントロー、ポールポジションを獲得しているんです。」
「Ducatiは強烈なトルクをしっかりとホイールに伝え加速に繋げることが出来ているんです。そしてこの部分でホンダは失っている部分があります。昨年までのDucatiとは異なっており、ライダーの進化もありますけど昨年の時点で戦闘力が高かったDucatiは、後半になって細かい部分をさらに詰めてきて、どこであっても速いんです。昨年とは異なる形なんですがどのレーストラックでも速いんですよ。つまりこの競技の中で自分達も同様に改善していくことが求められていて、そうやってタイトル争いをしていくということなんです。」
(Photo courtesy of michelin)