レッドブルKTMファクトリーレーシングは総合優勝を飾ったベナビデスに続いて、総合2位にトビー・プライスとなった。プライスは全ステージで5位以内を10回獲得、プロローグでも優勝していた。44時間を超えるレースで総合優勝したベナビデスとのタイム差は43秒だったが、過酷なラリーを通じて全力を尽くしたことで、総合2位に満足している。[adchord]
トビー・プライス(ステージ14 2位/総合2位)
「本当に惜しかったですね。しかし、ケビンは本当によくやったと思います。タイトな展開になることは分かっていましたし、もちろんスタートからずっとプッシュしてきました。ただ、3つのウェイポイントを数メートルの差で逃してしまったことで、後退してしまったんです。」
「常に目標は優勝ですから、このような僅差で優勝を逃したことは悔しいです。でもフィジカルは健康ですしトロフィーを持って帰れるんですからね、これが一番重要なことです。来年、また優勝に挑戦する準備はできています。」
ステージ14順位
総合順位
ダカールラリー2023 総合結果
| ポジション | ゼッケン | ライダー名 | チーム | タイム |
| 1 | 47 | ケビン・ベナビデス | RED BULL KTM FACTORY RACING | 44H 27′ 20” |
| 2 | 8 | トビー・プライス | RED BULL KTM FACTORY RACING | 44H 28′ 03” |
| 3 | 10 | スカイラー・ハウズ | HUSQVARNA FACTORY RACING | 44H 32′ 24” |
| 4 | 7 | パブロ・クインタニラ | MONSTER ENERGY HONDA TEAM | 44H 46′ 22” |
| 5 | 42 | エイドリアン・ファン・べヴェレン | MONSTER ENERGY HONDA TEAM | 44H 47′ 50” |
| 6 | 77 | ルチアーノ・ベナヴィデス | HUSQVARNA FACTORY RACING | 44H 50′ 02” |
| 7 | 18 | ダニエル・サンダース | RED BULL GASGAS FACTORY RACING | 44H 53′ 17” |
| 8 | 11 | ホセ・イグナシオ・コルネホ | MONSTER ENERGY HONDA TEAM | 45H 18′ 41” |
| 9 | 15 | ロレンソ・サントリノ | SHERCO FACTORY | 45H 45′ 13” |
| 10 | 33 | フランコ・カイミ | HERO MOTOSPORTS TEAM RALLY | 46H 05′ 24” |
| 11 | 12 | マルティン・ミチェック | ORION – MOTO RACING GROUP | 46H 09′ 44” |
| 12 | 142 | ステファン・ソヴィツコ | SLOVNAFT RALLY TEAM | 46H 18′ 02” |
| 13 | 68 | トシャ・シャレーナ | BAS WORLD KTM RACING TEAM | 46H 22′ 06” |
| 14 | 17 | ロマン・デュモンティエ | TEAM DUMONTIER RACING | 46H 31′ 44” |
| 15 | 46 | パオロ・ルッチ | BAS WORLD KTM RACING TEAM | 47H 03′ 58” |
| 16 | 111 | マイケル・ドカティ | HT RALLY RAID HUSQVARNA RACING | 47H 48′ 27” |
| 17 | 76 | ジャンルー・ルパン | NOMADE RACING | 48H 04′ 31” |
| 18 | 114 | ニールズ・スリック | RS COMCEPT | 48H 37′ 05” |
| 19 | 83 | ジュリアン・ジャグ | DRAG’ON RALLY TEAM | 48H 38′ 16” |
| 20 | 14 | セバスチャン・ビュラー | HERO MOTOSPORTS TEAM RALLY | 48H 42′ 33” |
(Photo courtesy of KTM)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。
