イギリスGPの決勝は金曜日以来となる晴天に恵まれた。レースがスタートするとジャック・ミラー、フランチェスコ・バニャイア、マルコ・ベッツェッキがトップ争いを展開。アレックス・マルケスもここに加わるが、転倒してリタイアとなる。
中盤以降はKTMブラッド・ビンダー、アプリリアのアレイシ・エスパルガロ、マーべリック・ビニャーレスがスピードを発揮する中で、ミゲル・オリヴェイラが徐々に順位を挙げて追い上げていった。
レースは終盤に雨がトラックの一部で振り始めたことで転倒者が出始め、トップ争いはフランチェスコ・バニャイア、アレイシ・エスパルガロ、ブラッド・ビンダー、マーべリック・ビニャーレス、ミゲル・オリヴェイラで繰り広げられた。
最終ラップにアレイシ・エスパルガロはフランチェスコ・バニャイアの前に出ると、トラック後半でしっかりとペッコを抑えて優勝。2位にフランチェスコ・バニャイア。3位ブラッド・ビンダーとなった。
後半大いに追い上げたミゲル・オリヴェイラは4位、マーべリック・ビニャーレスが5位となり、アプリリアがスピードを発揮したレースとなった。6位はホルヘ・マルティン、7位ルカ・マリーニ、8位ジャック・ミラー、9位のヨハン・ザルコはソフトリアを選択したことで、後半にはペースが落ちていった。10位ラウル・フェルナンデスとなり、すべてのアプリリアがトップ10に入賞した。
なお、チャンピオンシップ争いをしているマルコ・ベッツェッキは転倒。ファビオ・クアルタラロもリタイア、マルク・マルケス、エネア・バスティアニーニ、そしてジョアン・ミルもリタイアとなった。
| 順位 | ゼッケン | ライダー名 | メーカー | タイム |
| 1位 | 41 | アレイシ・エスパルガロ | APRILIA | 40’40.367 |
| 2位 | 1 | フランチェスコ・バニャイア | DUCATI | 40’40.582 |
| 3位 | 33 | ブラッド・ビンダー | KTM | 40’41.047 |
| 4位 | 88 | ミゲル・オリヴェイラ | APRILIA | 40’41.117 |
| 5位 | 12 | マーべリック・ビニャーレス | APRILIA | 40’42.468 |
| 6位 | 89 | ホルヘ・マルティン | DUCATI | 40’48.270 |
| 7位 | 10 | ルカ・マリーニ | DUCATI | 40’49.466 |
| 8位 | 43 | ジャック・ミラー | KTM | 40’49.665 |
| 9位 | 5 | ヨハン・ザルコ | DUCATI | 40’50.325 |
| 10位 | 25 | ラウル・フェルナンデス | APRILIA | 41’00.314 |
| 11位 | 37 | アウグスト・フェルナンデス | KTM | 41’00.663 |
| 12位 | 44 | ポル・エスパルガロ | GASGAS | 41’46.487 |
| 13位 | 49 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | DUCATI | 42’07.972 |
| 14位 | 21 | フランコ・モルビデッリ | YAMAHA | 42’09.280 |
| 15位 | 20 | ファビオ・クアルタラロ | YAMAHA | 42’09.442 |
| 16位 | 30 | 中上 貴晶 | HONDA | 42’18.940 |
| 17位 | 27 | イケル・レクオナ | HONDA | 42’30.041 |
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。
