2025年はヨハン・ザルコ、ルーキーのチャントラという布陣で戦うLCRホンダ。大きく改善した部分はないとのザルコの話だが、マレーシアテストにはある程度改善したバイクで挑めると期待を覗かせた。チャントラはルーキーということで、まずはMotoGPバイクに慣れることを、MotoGPで導入されている電子制御やメッセージシステムなどをテストしたようだ。
ヨハン・ザルコ
「すべてがポジティブというわけではありません。いろいろな情報を収集出来たと思いますし、これを冬季開発に活かせると思います。これでマレーシアには改善したバイクで挑めると期待しています。ラップタイムは悪くありませんし、フィーリングも改善しています。このバイクで1年走行した経験もありますから落ち着いています。チームとしてポジティブに成長出来ると思っています。」
ソムキャット・チャントラ
「1周目は落ち着いて走り、徐々にスロットルを開けて走行しました。最終コーナーではスロットルを全開にしてみましたが、スピードに驚きました。その後はチームと共にいろいろな作業を進めていきました。電子制御、メッセージシステムなど、Moto2で使用したことがないものを試していきました。こうしたことを学習するのは本当に楽しいですね。」
(Photo courtesy of michelin)