aruba.itレーシング・ドゥカティは、ポルトガル・エストリルでのWSBK第11戦において、チームタイトル4年連続制覇という偉業を成し遂げた。日曜のスーパーポールレースでニコロ・ブレガが2位、アルヴァロ・バウティスタが3位に入り、続くレース2ではブレガが優勝、バウティスタも3位表彰台を獲得。華やかなダブル表彰台で、チームタイトルを決定づけた。

ブレガが今季の通算7勝目を記録、タイトル争いに望みをつなぐ
ブレガにとってこの勝利は、選手権争いで首位トプラック・ラズガットリオグルに迫る上で欠かせない一戦となった。週末を通じて安定したパフォーマンスを見せたブレガは、スーパーポールレースで2位に入り、レース2では圧巻の走りでラズガットリオグルを4秒以上引き離して優勝。現在39ポイント差でライダーズランキング2位につけており、最終戦ヘレスでの逆転にわずかながら可能性を残した。バウティスタも両レースで表彰台を獲得し、安定感ある週末を締めくくった。これにより、アラバ.itレーシング・ドゥカティは2022年から続くチームタイトルの連覇記録を「4」に伸ばした。
セラフィーノ・フォーティ
「素晴らしい一日になりました。今回また一つ、誇るべきタイトルを加えることができたことを非常に嬉しく思います。この結果は、サーキットで毎日働くクルーはもちろん、自宅や工場で支えてくれている全てのスタッフの献身と努力の賜物です。こうした重要な成果を手にするとき、功績はチーム全体に帰するものです。とはいえ、我々の戦いはまだ終わっていません。残る2つのタイトルに向けて、最後まで全力で戦います。」
ニコロ・ブレガ
「この勝利は非常に大きな意味を持つものでした。とても良いレースができましたし、昨日からの改善を果たせたことが嬉しいです。これはチームが素晴らしい仕事をしてくれた証です。タイトル争いは簡単ではないことは分かっていますが、自分たちは決して諦めません。」
アルヴァロ・バウティスタ
「この週末は全体を通じて安定していて、ミスもなく、今の自分たちの状況の中でベストを尽くせたと思います。アラバ.itレーシング・ドゥカティに加入してから、これで4回目のチームタイトルに貢献できたことを本当に嬉しく思います。次のヘレスでは、さらに良い結果を目指します。」