ミル、マレーシアGP初日に手応え
ジョアン・ミルはマレーシアGP初日において、複雑なコンディションの中でも冷静に走行を進め、タイムを記録。路面状況に合わせたバイク調整を重ねながら、着実に改善を続けた。タイヤ選択やレースペースにはまだ課題が残るものの、全体がプッシュしている状態で上位をキープできている点に手応えを感じている。特定のエリアだけでなく複数の要素で課題があるとし、明日にはタイヤ摩耗の確認を含めた詳細なテストを重視。雨後にグリップが向上した点にも注目し、ピット内でも地道な作業を通じて結果を求める姿勢を見せた。

初日を振り返り「悪くない1日」
「悪くない1日でした。多くの問題も起きずすぐにタイムを出すことができました。バイクをコンディションに合わせるだけだったんですが走行するたびに改善ができました。タイヤをどれにするか決めかねていますしレースペースもこれからです。しかし重要なのは皆がプッシュしている中で自分たちがフロントにいることです。」
テストの重要性と今後の課題
「苦戦しているのは1箇所ではありません。タイヤが正直どの程度摩耗するかはまだわかっていませんので、明日にしっかりとテストすることが重要になります。雨が降った後のほうがグリップが改善しました。ボックスでもしっかりと作業を続けていきながら結果を出したいですね。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。