昨年は新型スズキGSX-R1000で活躍したマイケル・ダンロップ選手ですが、今年のマン島TTにはBMWで参戦となります。ダンロップ選手は名門チームの1つであるTyco BMWと契約を交わし、S1000RRでマン島TTに参戦、さらにノースウェスト200、アルスターGPでも同じくS1000RRを操縦します。

ダンロップ選手は2014年にもBMWを操縦しており、この時はスーパーストック、スーパーバイク、シニアTTで勝利しています。2016年にもシニアTTなどで優勝、この時の平均時速は133.962mph(※約215km/h)で新記録を達成、マン島TTのレジェンドであるジョン・マクギネス選手の記録を塗り替えています。

マイケル・ダンロップ

「Tyco BMWとは何度も話をしていたんですが、何も実現していませんでした。しかし今年になって全てがしっかりとはまったんです。これは両者にとって共に働く良い機会となりますし、素晴らしい結果を出せると思います。速く結果を出したいですね。」

Tyco BMWマネージャー フィリップ・ネイル

「マイケルと共に走るという事を実現するのに多くの時間がかかりました。しかし2018年に、ついにマイケル・ダンロップ、TAS Racing/Tyco BMWが一緒に作業が出来ることを嬉しく思います。マイケルとは個人的に何度かこういう機会に関して話し合ってきましたが、私はこれはいつか起こるべき組み合わせだと思っていました。父と私、そしてTAS Racingの皆はこの挑戦を楽しみにしています。TycoとBMWのサポート無しにはこれは実現出来なかったと思いますが、彼らもまたマイケルと2018年シーズンを共に戦えることを楽しみにしていますよ。」

(Source: tycobmw)