ドミニク・エガーター レミー・ガードナーがGYTR GRT Yamahaから参戦

2022年のFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)はジョナサン・レイ、トプラック・ラズガットリオグル、アルヴァロ・バウティスタの三つ巴の戦いが毎回展開される素晴らしいシーズンとなったが、2023年には様々なバックグラウンドを持つ有力選手が参戦する。

ヤマハについてはGYTR GRT Yamaha WorldSBKチームにWSSPチャンピオンであるドミニク・エガーター、Moto2チャンピオンのレミー・ガードナーが移籍することもあり、早くも来年のヤマハの布陣に期待する声が多い。この2人を今年ランキング2位となったトプラック・ラズガットリオグルはどう評価するのか。

トプラック・ラズガットリオグル

「エガーターは素晴らしいライダーでレースの後半が特に強いライダーです。600ccはスーパーバイクとは異なりますが、彼のスタイルはスーパーバイクに合っていると思います。いずれにしても彼が走り出す前に予想は難しいでしょう。ヤマハの600ccと1000ccは大きく性格が異なるわけではありませんし、R6に乗り慣れた後だとR1は乗りやすいと感じるでしょうね。」

「ロカテリもWSSPチャンピオンでしたし、R1に乗り変えてすぐにスピードを発揮していましたから。スーパーバイクの場合は、レースの中でリアタイヤをもう少し温存する走り方が必要になります。エガーターは経験あるライダーですから、彼の走りは楽しみですね。」

「レミーはMotoGPから移籍してくる選手です。バイクは完全に異なっていますが、彼がすぐに快適に走れることを願っています。ヤマハはコーナーが非常に早いバイクですが、彼の走りをテストでチェックしてみたいと思います。」

(Photo courtesy of yamaha)