2026年FIM MotoGP世界選手権第20戦「カタール航空グランプリ・オブ・カタール」は、11月6日から8日にかけてロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される。当初は4月10〜12日に予定されていたが、中東の地政学的情勢を受けてFIM・プロモーター・現地当局の協議のうえ延期が決定した。これに伴い、シーズン最終2戦のポルトガルとスペインも11月最後の2週末に順次ずれ込む形となった。

ミシュランは今大会に向け、フロント・リアともにソフトとミディアムの2スペックで構成するミシュラン・パワースリックを供給する(2025年と同一仕様)。フロントは対称構造、リアは右コーナーが多いロサイルの特性に合わせた非対称構造を採用する。昨年は用意されたハードが全く使用されなかったことから、今年はハードを選択肢から外した。雨天時はソフト・ミディアムのミシュラン・パワーレインを前後に用意する。週末のスケジュール(現地時間)は、金曜に午後3時45分からフリー走行1回目、午後8時からプラクティス(Q2直接進出の上位10名を決定)、土曜に午後3時40分からフリー走行2回目と予選2セッション、午後8時からティソ・スプリント(11周)、日曜午後8時から決勝(22周)の順で進む。ミシュランのピエロ・タラマッソ二輪モータースポーツマネージャーが、夜間レース特有の課題と今年の見通しを語った。
ピエロ・タラマッソ(ミシュラン・二輪モータースポーツマネージャー)
「カタールは常に特別なラウンドです。タイヤの挙動に直接影響を与える複数の要素に対応しなければなりません。今年は開催時期が変わったことで、2025年4月に経験したような高い路面温度は避けられると思いますが、それでもサーキット自体は非常に厳しいコースです。午後から夜にかけて時間が進むにつれ、路面温度は徐々に下がっていきます。また、夜が深まるにつれて露が現れることもあります。自分たちはこのサーキットのことを非常によく理解しており、タイヤ配分を準備するためのデータも豊富に持っています。しかし、こうした状況の変化がタイヤの機能に影響を及ぼす可能性があります。昨年はフロント・リアともにミディアムが優れた万能性を発揮し、複数のレコードを更新することができました。今年も目標は同じです。どのような条件に置かれても最高のパフォーマンスを発揮できるタイヤを提供することです。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。