Moto2クラスの怪我の影響で他の選手と比較してテスト時間が短かったルティは、現時点ではかなり苦戦しているようにも見えます。Moto2では苦戦したというCOTAで、どのような走りが出来るでしょうか。
トーマス・ルティ
「オースティンにおけるターゲットは明確です。アルゼンチンでレースを終えた地点からスタートし、今までに学習した内容の上にさらに経験を積み重ねていくことです。経験もフィーリングも増し、バイクとタイヤに対する自信も周回ごとに増していますから、こうしてアルゼンチンのレースの後にすぐにトラックに戻ってこれることは良いですね。2013年に負った腕の怪我もあって、特にトラックの最初のパートは左から右へとマシンの切り返しが多くMoto2ではオースティンは苦戦しました。昨年は最終的に良いセットアップを見つけることが出来、良いレースが出来ました。これでトラックに対して良い感触を得ることが出来、RC213Vでも同じ事が出来る事を願っています。MotoGPバイクでレースをするのが楽しいトラックであることは間違いないでしょうね。」

(Source: Marc VDS)
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。