ミシュランが解説するポルトガルGPにおけるFP3〜予選までのタイヤの使われ方をご紹介する。なお、FP3、FP4共にポールポジションを獲得したファビオ・クアルタラロがトップタイムを記録している。
FP3では路面温度は約30℃、FP4、予選では路面温度は約40℃だった。FP3ではライダー達のタイムが今週末で初めて2020年を超えた。数名のライダー達は前後のソフト、リアタイヤをテストしているが、最終的には多くのライダーにとってレースタイヤは前後はミディアムで落ち着きそうだという。
フロントタイヤ
ソフト:グリップは十分でタイムアタックには最適だが、レースには柔らかすぎる
ミディアム:グリップがありソフトより安定感がある。旋回性能とコンスタントさに優れる
ハード:ミディアムよりしっかりとしたサポートを提供
リアタイヤ
ソフト:グリップは十分でタイムアタックには最適だが、レースには柔らかすぎる
ミディアム(2020年のレースタイヤ):グリップとコンスタントさに優れ、多くのライダーにとっての最適解のタイヤ
ハード:トラック温度が35℃を超えた場合はレースタイヤとなる可能性がある
(Source: michelin)
(Photo courtesy of michelin)