
中でもマルク・マルケスは復帰後から廃止を訴えているライダーの1人だ。ホールショットデバイスが装着されることで、前後ストロークが増えているそうで、操作の難易度が上がっている。さらにはホールショットデバイスを開発することで市販車へのメリットは何もなく、年々最高速が上がっていく中で、サーキット側のランオフエリアの拡大にも限界はあるとしている。
一方で、Ducatiのフランチェスコ・バニャイア、KTMのブラッド・ビンダーなどはホールショットデバイス賛成派で、アプリリアから参戦するマーべリック・ビニャーレスにしても、種々の問題はあれど、スタートや減速し切った地点からの加速については、ホールショットデバイス、ライドハイトデバイスがあったほうが安全性は高いとしている。
今シーズン中にある一定の制限が入るのか、セーフティーコミッションはさほど問題視しないのか。引き続き注目の話題だ。
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。